お笑い業界に再び波紋が広がっています。オンラインカジノの違法賭博問題で、警視庁が複数の芸人に対して任意の事情聴取を行ったことが判明しました。今回、新たに報道されたのは 「令和ロマン」の高比良くるまさん、「とろサーモン」の久保田かずのぶさん、「9番街レトロ」のなかむら★しゅんさん の3名です。
◆ 高比良くるま(令和ロマン)— 「グレーだと思っていた」
人気急上昇中の「令和ロマン」の高比良くるまさんも、オンラインカジノ利用の疑いで警視庁の事情聴取を受けたことが報じられました。高比良さんは大筋で関与を認め、「グレーだと思っていた」と説明しているとのことです。
しかし、日本国内からオンラインカジノを利用することは刑法上違法とされており、「グレー」な行為ではなく明確な法律違反となる可能性が高いです。警察庁の発表によると、2024年には国内のオンラインカジノ利用者や運営者を含む 279人が摘発 されており、取り締まりが強化されていることがうかがえます。
◆ 久保田かずのぶ(とろサーモン)— 「関与を否定」
お笑いコンビ「とろサーモン」の久保田かずのぶさんも、警視庁の事情聴取を受けました。ただし、久保田さんは オンラインカジノへの関与を否定 しており、今のところ新たな処分などは発表されていません。
久保田さんといえば、過去にも数々の騒動で話題になったことがありますが、今回は事実関係が明確になるまで慎重な対応が求められそうです。
◆ なかむら★しゅん(9番街レトロ)— すでに謹慎処分
「9番街レトロ」のなかむら★しゅんさんも、オンラインカジノ利用の疑いで事情聴取を受けていたことが報じられています。所属する 吉本興業はすでに彼を謹慎処分 としており、今後の処分についても注目が集まっています。
吉本興業は公式コメントとして、「一部タレントについてコンプライアンス違反の疑いがあるため、外部弁護士を交え、事実関係を調査中である」と発表。これまでにも ダイタクの吉本大さんが同様の疑いで謹慎処分 となっており、同じ事務所から複数名が関与している可能性が浮上しています。
◆ オンラインカジノ利用は違法?「知らなかった」では済まされない
日本国内ではオンラインカジノを運営することはもちろん、海外のオンラインカジノにアクセスして賭博行為を行うことも違法とされています。
刑法第185条では 「賭博行為」を処罰の対象 としており、たとえ「違法だとは知らなかった」と主張しても、刑法第38条第3項により 「法律を知らなかった」は免罪の理由にはならない ことが明記されています。
また、警察庁が オンラインカジノ利用者の摘発を強化 していることもあり、今後さらなる芸能人の関与が発覚する可能性も否定できません。
◆ まとめ:芸能界のコンプライアンスが問われる
今回の件で、オンラインカジノ問題が芸能界にも深く関わっていることが明らかになりました。すでに処分を受けた芸人もおり、今後さらに調査が進めば 他の芸人の関与も浮上する可能性 があります。
芸能人は影響力のある立場にあるため、コンプライアンス意識をより高める必要があります。吉本興業も今回の一連の報道を受けて 社内規律をさらに強化する動き を見せるかもしれません。
引き続き、新たな情報が入り次第、お伝えしていきます。
ダイタクさんの記事はこちら。
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