最近、芸能人やスポーツ選手が「オンラインカジノに関与した」と報道されることが増えています。
しかし、「海外のサイトなら合法では？」と思っている人も多いのが現状です。
結論から言うと、日本国内でオンラインカジノをプレイすることは違法 です！
実際に逮捕された事例もあり、安易な利用が人生を狂わせる可能性があります。
この記事では、オンラインカジノがなぜ違法なのか、そしてどんな刑罰が科されるのかをわかりやすく解説します。
1. そもそも「賭博罪」とは？
賭博罪は、刑法185条に規定されている犯罪です。
刑法第185条（単純賭博罪）
賭博をした者は、50万円以下の罰金または科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。
つまり、お金や金銭的価値のあるものを賭けて勝負をすること が違法になります。
友人とお菓子を賭ける程度の遊びは問題ありませんが、オンラインカジノは明確な違法行為です。
2. さらに重い「常習賭博罪」
賭博を 繰り返し行った場合 は、より重い刑罰が科される可能性があります。
刑法第186条1項（常習賭博罪）
常習として賭博をした者は、3年以下の懲役に処する。
オンラインカジノを 何度も利用していた 場合は、懲役刑 になる可能性があります。
※「懲役」とは刑務所に入ることです。
3. さらに悪質だと「賭博開帳図利罪」になることも！
オンラインカジノの 運営側や賭博を広める側 は、さらに重い罪に問われます。
刑法第186条2項（賭博開帳図利罪）
賭博をさせる目的で場所やシステムを提供した者は、5年以下の懲役に処する。
たとえば、
✅ オンラインカジノのアフィリエイトサイトを運営する
✅ SNSやYouTubeで「このカジノがオススメ！」と紹介する
✅ 自分のサイトに違法カジノへのリンクを貼る
こうした行為も 違法 で、重い刑罰を受ける可能性があります。
賭博開帳図利罪の一例
過去には、オンラインカジノの決済代行システムを提供した業者が逮捕された事例があります。
違法賭博に関わる業務を行うことも犯罪となり、厳しく取り締まられています。
4. 「海外のサイトなら合法」←これは誤解！
「オンラインカジノは海外で合法的に運営されているから問題ない」と思っている人もいますが、これは 大きな誤解 です。
たとえ海外で合法でも、日本国内で利用すれば違法 になります。
実際に、警察庁は「海外のオンラインカジノを利用したとして、日本人を逮捕した事例」があると発表しています。
特に、2023年には 107人 もの人がオンラインカジノの利用で検挙されました。
5. オンラインカジノ利用者の検挙事例
警察庁の発表によると、2023年にはオンラインカジノに関連する賭博事犯で 107人 が検挙されています。
（参考：政府広報オンライン）
実際の刑罰内容
- 単純賭博罪 → 50万円以下の罰金または科料
- 常習賭博罪（繰り返し賭博を行った場合） → 3年以下の懲役
- 賭博開帳図利罪（運営や広告に関与した場合） → 5年以下の懲役
実際に検挙された事例では、
✅ 初犯であっても罰金刑が科される
✅ 常習的な利用者は懲役刑になる可能性あり
✅ 賭博の宣伝や決済代行に関与した者も逮捕されたケースがある
「ちょっと遊ぶだけ」と思っても、検挙されたら人生が大きく狂います。
6. オンラインカジノは危険！ 絶対にやらないこと！
✔ オンラインカジノは日本国内から利用すると違法！
✔ 単純賭博罪 → 50万円以下の罰金または科料
✔ 常習賭博罪 → 3年以下の懲役（繰り返し賭博をすると危険）
✔ 賭博開帳図利罪 → 5年以下の懲役（運営や広告をするとさらに重罪）
✔ 海外で合法でも、日本国内から利用すればアウト！
軽い気持ちで始めたことで、逮捕されて人生を棒に振る人もいます。
オンラインカジノの広告や誘いには 絶対に乗らないようにしましょう！
7. まとめ
✅ オンラインカジノの利用は日本国内では違法 であり、賭博罪や常習賭博罪に問われる可能性があります。
✅ 実際に多くの検挙事例 があり、初犯でも罰金刑、常習者や関与者には懲役刑が科されることもあります。
✅ 「知らなかった」では済まされません。オンラインカジノの利用や宣伝、決済代行などには 絶対に関与しない ようにしましょう。
オンラインカジノには手を出さないことが一番のリスク回避！
近年、オンラインカジノの広告が増え、多くの人が興味を持つようになっています。
しかし、オンラインカジノの利用は 法律違反 であり、逮捕される可能性があるということを忘れてはいけません。
「知らなかった」では済まされません。
軽い気持ちで利用した結果、取り返しのつかない事態になることもあります。
絶対にオンラインカジノには関与しないようにしましょう！
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